私は、2020年にカーアカデミー那須高原で二輪免許合宿を体験しました。合宿を通しての感想や使える裏技をまとめました。
合宿で一番苦労したのは
私が合宿で苦労したのは技能教習でした。
具体的には、「急制動」「坂道発進」「優先順位」「検定コース」です。
「急制動」は、40km/hのスピードを出した後に、指定されたライン前で停車する項目です。
減速する際の「手ブレーキ」「足ブレーキ」の操作、そして停車する直前の「半クラッチ」のタイミングに慣れるまで苦労しました。
「坂道発進」は、その名の通り、傾斜のある登り坂道で、停車してる状態から発進する項目です。
発進する前に「半クラッチ」の状態で、適度にアクセルを開いた状態を固定するのですが、そのアクセルの微妙な開き加減が慣れるまで苦労しました。
「優先順位」は、教習コースの中で直進、右折、左折のバイクが交差する際、優先的に通過できる順番を覚える事です。
卒業検定直前に40名位で検定コースをひたすらバイクで走る教習時間がありました。
教官に優先順位の間違えを発見されると、エンジンを切らされ、コースのスタート地点までバイクを手押しで戻り、一から検定コースをやり直しさせられます。
私は、3回位やり直しさせられ、その時間は一度もコースの最後までたどり着けませんでした。
「検定コース」は卒業検定で走るコースを覚えることです。
コースを走行中に運転操作などに気を取られると、コースが分からなくなってしまうこともあり、覚えるのに苦労しました。
①コース、②コースの2種類があり、卒業検定がどちらになるかは検定日当日まで分からず、事前に2種類とも覚えなくてはなりません。
持って行って良かったと思った持ち物
持って行って良かったと感じたのは、ノートパソコンと延長コードです。
かさばる荷物でしたが、ノートパソコンでやりたいことがあったので持っていきました。
合宿施設にはフリーWiFiがあり、ネットが使えるのはもちろん、専用の試験問題サイトが大きな画面でサクサクと利用できます。
専用の試験問題サイトは、スマホでも出来ますが、操作でやり辛さを感じたので、ずっとノートパソコンで利用してました。
延長コードは、ノートパソコンや充電器等を使い勝手のいいポジションで使うことが出来ました。
少しでも荷物を減らす裏技
合宿が終わってから気づいたので、実践はできませんでしたが。
合宿所から徒歩15分圏内に100均ストア、ドラッグストア、ホームセンターがありました。
なので、現地でかさばるような生活用品が調達できます。そして、次の人の為に置いていけるものは置いて帰れば、帰りの荷物も減らせます。(ハンガー等)
同じく徒歩15分圏内にコンビニ、郵便局がありました。
なので、卒業検定の結果発表後にゆうパックや宅配便で荷物を送ってしまう方法です。
店舗や郵便局の移転・閉店もありますので、事前に地図や電話での確認をお勧めします。
合宿生の雰囲気
私と同じ日に入校した合宿生は80名位。
大半が高校生や大学生で、その内、20代後半や30代は5名位。女性は高校生や大学生の子が5名位いました。
少しヤンチャそうな子は数名いましたが、大半がどこにでもいそうな普通の子達でした。
合宿生は他の日に入校した合宿生も含めると、全体で250名位いたのではないでしょうか。
教官の雰囲気
入校したての時期に、軍隊の鬼教官的な雰囲気の教官が数名いましたが、そう感じたのは最初だけで、慣れると「栃木弁なまりで、声がやたらとデカい人」という風にしか感じなくなりました。
気のゆるみが教習中の大きな事故に繋がるので、特に、入校したては気を引き締める為、厳しく指導しているように感じました。
バイクの技能教習中は、エンジンの音がうるさく声が聞こえ辛いので、多くの教官が大声で指導します。さらに、技能教習中のミスは事故に直結するので、教官の指導にも熱が入ります。
なので、怒号が飛び交うこともしばしばあり、苦手な方には、大変だと思います。
やってはいけない事をしたり、言われたのに何度も同じ間違いをしていると、教官からガッつり絞られますが、ルールを守り、言われたことをしっかり聞いていれば、特に問題ないと思います。
学科教習
教本の読み合わせやDVDを見る感じです。授業中にテストに出やすいところを教えてくれるので、しっかり押さえましょう。居眠りは厳禁です。
技能教習
同時に20名、多い時は同時に40名で教習を受ける事もあり、1人の教官が複数人を指導する形でした。
短期間で卒業させるため、技能講習は濃い内容でテンポ良く進んでいきます。
当たり前の話ですが、聞き漏れがないように教官の説明を集中して聞くことが、とても大事です。
最初に教官が手本を見せ、その後は各自がバイクにまたがり練習する形です。ヘルメットにはトランシーバー機能もついてないですし、練習が始まってしまうと誰とも会話できません。
なので、「この後どういう練習をするのか」「バイクの操作方法」「やってはいけないこと」等、教官の話や説明をしっかりと聞いていないと、間違ったことをして怒られたり、分からなくて遅れをとってしまいます。
食堂
料理のおいしさレベルは、学校給食級。こんなもんだろうという感じです。
日替わりのメイン料理はおかわり出来ませんが、その他のご飯、パン、みそ汁、サラダ、お惣菜 等はおかわり自由です。
営業時間内に自分の好きなタイミングで食べに行けるのが良かったです。教習が終わってすぐのタイミングや王道のピーク時は混みあうので、時間をずらして行くとすいてます。
宿泊部屋
合宿施設内にある男子寮ですが、「相部屋」「半個室」「個室」の3タイプがあります。
「相部屋」は、1つの大きな部屋にカプセルベッドが2段で複数連なっています。カプセルベットの入り口に仕切りはありますが、プライバシーレベルは低いです。
「半個室」は、1つの大きな部屋を壁で3畳くらいの数部屋に区切ったタイプ。壁の天井部と下部が開いてます。カプセルベッド、机と椅子、ハンガー掛け、タオル干し、カラーボックス、ゴミ箱があります。プライバシーレベルは中です。
「個室」は、シングルベッド、机と椅子、ユニットバスがあるようです。プライバシーレベルは高いです。
「個室」は数少なく人気なので、早めに予約しないとすぐに埋まってしまいます。私も「個室」希望でしたが、空いていなくて「半個室」を予約しました。
感想からいうと、出来れば「個室」。ダメでも「半個室」がお勧めです。
「相部屋」がお勧めできないのは、プライバシーレベルが低いこと、自分の机が無く、勉強の際に共用部のソファーやテーブルを使うとなると、集中力に欠けてしまう点です。
トイレ・洗面所
合宿施設内に男子寮があり、男子寮の共用トイレ・洗面所は広いです。小便器、大便器、洗面台もそれなりに数があり、一度に大人数が使えます。
大便器にはちゃんとウォシュレットが付いて良かったです。
オプション料を払ってグレードアップする、シングルルームには、ユニットバスが付いてるようですが、それ以外の部屋の合宿生は共用です。
お風呂
合宿施設内に大浴場があり、決められた時間内であれば、自分の好きなタイミングで利用できます。
同じく、シングルルームにはユニットバスが付いますが、それ以外のスタンダード・プライベートルームの合宿生は大浴場を使用します。
共用の石鹸とリンスインシャンプーがありました。共用のドライヤーは無かったです。
夕食を食べてその後お風呂という流れが王道なので、ピーク時を避けるとすいてます。
コインランドリー
合宿施設内のはなれにコインランドリーがあり、決められた時間内であれば、自分の好きなタイミングで利用できます。
洗剤や柔軟剤は、別途用意しないといけないようです。
私は消灯後の深夜に、共用の洗面所で手洗いをして、部屋に干していたので、利用しませんでした。
食事や合宿施設の利用時間 等
コインランドリーの利用時間 | 6:30~21:45 | |
食堂の朝食時間 | 6:30~8:20 | |
朝礼 | 7:25~ | 点呼や連絡伝達 |
食堂の昼食時間 | 11:30~13:30 | |
大浴場の利用時間 | 16:30~21:45 | |
食堂の夕食時間 | 17:30~20:30 | |
門限 | 21:50 | 門限後は外出できない |
点呼 | 22:00 | |
消灯 | 23:00 | 消灯後は自室外に出れない |
カーアカデミー那須高原の写真
















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